パチンコ

親のパチンコをやめさせたい!子供が説得してもギャンブル依存症には響かない

私の母親はパチンコ依存症で、そのために私達兄妹はたくさん苦労をさせられました。

「母にパチンコをやめて欲しい」というのは兄も私も強く思っていたので、これまでに何度も「もうパチンコに行かないで!」と言いました。

特に、母にお金を無心されて渡す時には、「これでもうパチンコはやめてね」と、本当に切実な気持ちで頼んだのです。

でも、結果は惨敗でした。私の母は我が子からどれだけ頼まれても、我が子にどれだけ苦労をかけても、パチンコをやめることはできませんでした。

もちろん母は、私や兄を苦しめたくてパチンコをしているわけではないと思います。

むしろ、パチンコでお金を増やして私達を喜ばせたいという気持ちで、パチンコに行くこともあるようです。

母が現在までにパチンコで勝った経験が、きっと母の中では貴重な成功体験で、だからこそ、何度負けてもやめられないのだと思います。

親にパチンコに行って欲しくない!

母がこれまでの人生でいくらパチンコに使ったのか、買って増やしたお金はいくらなのか、私には分かりません。

きっと母も把握していないでしょうね。

ただ、はっきりしているのは、買って増やしたお金よりも負けて失ったお金の方がはるかに大きいということです。

そのために、我が家は借金まみれになりましたし、家族の大切なお金、必死で働いて手に入れたお金が無くなってしまったわけですから…

もしも私だったら、自分にとってマイナスになるパチンコなんて、いくら楽しくても行きたくなくなりますが、どうして母がパチンコがやめられないのかと言うと、やっぱり依存症だからだと思います。

パチンコ依存症になる人は服装や持ち物に無頓着で、贅沢に興味の無い人が多いのだそうです。

だからこそ、「自分はパチンコくらいしか楽しみがないのだから、何も贅沢はしていないのに、なんで非難されるんだ」という思い込みがあるのだと、以前読んだ本に書いてありました。

確かに、私の母も身の回りのお金をかけることは全く無く、食べ物も質素なものを好みます。

とにかく買い物やお洒落には興味が無いようで、パチンコ以外で自分のためにお金を使うことなんて絶対にないくらいです。

たぶん、母は「パチンコくらい良いでしょ」と思っていると思いますが、私や兄にすれば、まだブランド品などにお金を使って借金している方が売ったりできて救いがあるんですよね…

パチンコなんて、ギャンブルに興味の無い人からすると、ドブに札束を捨てに行ってるのと同じようなものとしか考えられないのです。

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パチンコに行きたくないのに行ってしまう?

借金で一番追いつめられていた頃、母が「パチンコになんて行きたくないけど行ってるんだ!」と言ったことがあるのです。

行きたくないのになぜ行くのか、私は意味が分かりませんでしたが、母いわく、嫌で嫌で涙を流しながらパチンコをしていると言っていました。

使ってはいけないお金を持ち出して、泣きながらパチンコをしていると言われても、子供からすると「いい加減にしてくれ」という気持ちしかありませんでしたが…

まさにそれがパチンコ依存症で、病気だからそうなってしまうのだと思います。

その頃は兄も精神的にまいっていたようで、母に対して「出て行け!」と言い放つこともありました。

それで3日くらい行方不明になったこともあるのですが、そのあと帰ってきて、「苦しいけどみんなで力を合わせて頑張ろう」って話し合って、でも数日後にパチンコに行ってしまいました。

そういうことが積み重なって、兄は母親と絶縁状態になったのですが、私もさすがにその時は「もうどこかへ行ってくれたら良いのに」と思ったこともありました。

パチンコ依存症の治療をすすめたけど…

「お母さんはパチンコ依存症だから、専門の施設で治療した方が良い」と何度か話したことがあります。

母は「そうだね」と、その時はうなずきますが、しばらくすると「親をバカにして!」「私が何をしたんだ!」と怒りだして、結局治療に繋げられたことは無かったです。

母にすれば、これだけ借金の原因になっていても「たかがパチンコ」という感じで、本当の意味でパチンコの怖さに全然気付かないのです。

なので、私や兄がいくらお尻を叩いた所で、本人が依存症をどうにかしようと腰を上げることはありませんでした。

それどころか、「病気扱い」した私達を逆恨みして、後々まで腹を立てていたので、子供として出来ることは何もなかったですね。

きっと、一人親家庭じゃなくて父親が家の中にいれば、母もパチンコ依存症になんてならなかったと思います。

もしもなったとしても、父親が怒って「やめろ」といえば、さすがにやめられたのではないでしょうか。

ただ、両親が揃っている家庭でも父親や母親がパチンコ依存症になることはあるようなので、一人親家庭が原因とは言えないですが、歯止めがきかなくなるというのは言えるかも知れません。

親のパチンコを子供がやめさせる方法はある?

私の経験から考えると、親のパチンコを子供の力でやめさせるのは難しいと思います。

なにしろ依存症は病気なので、素人の考えで安易に言葉がけすると、私の母のように逆恨みして何年も根に持つ可能性もあります。

ですから、すごく難しい問題ですが、親のパチンコ依存症に子供が直接関与して何とかしようとするのは大変なので、第三者の力を借りた方が良いのではないでしょうか。

借金問題で色んな人に迷惑をかけていることと、パチンコ依存症でパチンコがやめられないことは、出所は同じであっても別々で考えた方が良い場合もあります。

とにかく複雑なことなので、簡単に解決させるのは無理かもしれないですね。

私の母の場合は、借金を整理して生活費が足りない状況を避けることで、パチンコ依存症の方が収まった感じがします。

おそらく今も隠れて行っていると思いますが、お小遣いの範囲でほんの少しで満足しているようです。

まぁ、年も年ですから、性格も丸くなって「何が何でもパチンコをやりたい」という情熱もなくなってきたのでしょうね。

母は「お金が無い」というストレスがパチンコ依存症の症状を強くしていたので、親のパチンコ依存症を軽減させるには、ストレスの種を取り除くことがまずは大切なのだと思います。