親の借金

親の借金を調べたい!親が隠している借金を子供が把握する方法

親が知らないうちに多額の借金を抱えていて、子供が気付いた時には手の付けられない状況になっている…。

そんな時、多重債務の解決策はさまざまあるものの、とりあえずは「親の借金がいくらあるのか、どこから借りているのか」を、把握しないと始まらないですよね。

私の経験を振り返ると「母親がどこからいくら借りているのか」を調べるのはとても大変でした。

親が自分から正直に話してくれれば良いですが、子供への見栄なのか、嘘をついたりごまかしたりで正確な借金額が分かるまでに苦労することも多いです

こちらの記事では、私の体験をもとにして、『親の借金を調べる具体的な方法』をまとめています。

借金の正しい金額や借入先が分からないと、状況は絶対に良くなりません。

借金地獄の暗闇から抜け出すために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

親の借金がいくらあるか調べる方法

親に「いくら借金があるのか教えて」とストレートに言っても、おそらくすぐには正確な数字は言えないと思います。

それは、子供に借金を知られたくないという気持ちがあるのはもちろんですが、多重債務者の場合、自分の借金のことを正確に把握しきれていない場合もあるのです。

なので、親から「分からん」と言われても、そこで気を落とさずに冷静に話を進めましょう。

親に借金の状況を把握する大切さを理解させる

自分の借金のこと、子供に言いたくない気持ちは分かる。

でも、このままだと周囲には迷惑ばかりかかるし、先延ばしにしたところで、借金がなくなるわけでもない。

そういったことを、まずは親に話して「現状を変えなくてはいけない」と、理解させましょう。

これまでの返済で子供が負担を強いられてきた場合は、具体的な金額を出して、「今までにこれだけ払ってきたけど、こちらも生活があるし、これ以上の借金の負担は無理」と、ハッキリ言った方が良いです。

もしも親が借金を残して亡くなってしまった時、その債務は子供に回ってきます。

そういった不安要素があることも念頭に、話せる時にきちんと話しておかなくてはいけません。

身内の借金を調べる方法「信用情報開示請求」

親や親族が自分の借金について把握していなかったり、頑として正直に言わない態度をしている時は、「日本信用情報機構」という会社で信用情報を開示してもらうことができます。

ただ、信用情報の開示は簡単に請求できるものの、開示請求には本人の同意が必要です。

www.jicc.co.jp

信用情報の開示請求で親の借金を把握するための手順

親がどこからいくら借金をしているか把握するためには、以下のようなステップで作業を進めていきます。

  1. カードや明細書を集めて借り入れ先を書き出す
  2. 借り入れ先の金融業者ごとの債務残高を書き足していく
  3. それぞれの債務残高を合計して総額を出してみる

ここまでいけば、親の借金が本当はいくらあるのかが分かると思います。

ただ、本人の話が曖昧だったり、まだ隠してそうな気がする時は、先ほど紹介したように日本信用情報機構に情報開示請求するのが手っ取り早くて良いです。

借金で嘘をつく親はたくさんいる…

多額の借金で子供に迷惑をかけるような親だと、嘘をつくのも平気だったりします。

私の母親は、私にお金の無心をするたびに「これで借金はなくなるから」と嘘をついて、その後にまたお金を借りにくる時には「前のは嘘だったけど、今回は本当に…」と、嘘に嘘を重ねていました。

母ほどひどい親は少ないとは思いますが、それでもやはり、多重債務に陥るような親だと、自分の借金について子供にありのままを話してくれることは少ないかもしれません。

しかし中途半端に借金が残ると、あとで本当に大変なことになるので、せっかく「親の借金を調べよう、把握しよう」と思ったなら、隠している債務が残らないように洗いざらい調べることが大切なのです。

親が連帯保証人になっていた場合

親が自分の借金を分かっていなくても、信用情報の開示請求をすれば把握することが出来ます。

でも、親が誰かの連帯保証人になっていることまでは分からないのです。

実は私の母親は昔、同僚の女性の連帯保証人になったことがきっかけで、多額の借金を背負うことになりました。

母親が保険の外交員をしていた頃に一緒に働いていた女性で、同じシングルマザーという立場から気が合ったようです。

家族ぐるみで仲良くして、毎日のようにお互いの家を行き来していましたが、突然、その女性が交際していた男性と一緒に、子供を連れて姿を消してしまったのでした。

母親は20年経った今でも、「あの時、連帯保証人にならなければ…」と、泣きそうな顔で後悔しています。

連帯保証人は安易に引き受けてしまうと、本当に人生を狂わされることもあります。

親が連帯保証人になっているかどうかを子供が知るためには、本人に聞き出すしか方法がなく、分かったとしても連帯保証人は簡単にやめることができません。

親が亡くなったあとに誰かの連帯保証人になっていたことを知るケースもあるようですが、その場合でも、親が背負っている債務は相続しないといけないのです。

親の借金を調べたら専門家に相談してみよう

親の借金の総額がはっきり分かって、無理なく返済できると思える場合は引き続き返済をすれば良いですが、「この金額では難しい」と感じた時は、家族だけで頭を抱えていても仕方ありません。

返済しきれない借金のことは、専門家に相談するしかないのです。

私の母親と兄も、結局は借金で身動きができなくなって、母親は司法書士に、兄は弁護士に相談に行き、債務整理を行ないました。

債務整理については「素人には分かりにくいから不安…」と思ってしまう人も多いですよね。私も、母が債務整理するまでは何一つ知識がありませんでした。

なので、債務整理を考えている時は実行に移す前に各地で行なわれている弁護士の無料相談を利用してみることがおすすめです。

知識のある人に相談するだけでも心が軽くなりますし、親の借金で追いつめられている気持ちを切り替えるきっかけにもなりますよ。

親の借金の相談はどこに行けば良い?

借金を相談するのは法律の専門家が一番良いですが、その他にも借金相談の窓口は用意されています。

そこまで切迫していない状況であれば、弁護士や司法書士以外の借金相談窓口を利用しても良いかも知れません。

弁護士・司法書士事務所以外の借金相談

  • 市区町村の借金相談
  • 日本クレジットカウンセリング協会
  • 日本貸金業協会

市役所や区役所では定期的に弁護士の無料相談を開催している所もあるので、そういった機会を利用するのも良いですね。

親が借金を残して死んだら子供が返済するべき?

親の借金を子供が把握するのは、なかなか難しい面もありますよね。

いくら親子関係が良好でも、お金のことを聞き出すのって簡単ではないと思います。

とはいえ親の借金は、親が亡くなったあとに子供に相続権があり、その時になって驚いて焦っても間に合いません。

また、すでに親の借金のせいで迷惑をかけられている時は、なるべく早く負担が軽減するように、親の借金を把握して整理することが必要になってきます。

親の借金が原因で子供の将来が台無しにならないように、話し合える時に話し合って、返済が無理だと思ったら専門家に相談するようにしてくださいね。

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