毒親

毒親育ちで人間不信になった時の克服法|毒親のトラウマを乗り越えて楽しく生きよう

親に「借金してきて」と頼まれた

幼い頃から毒親に育てられ苦しめられた子供が、大人になって人間不信になってしまう。そういったケースが増えています。

私自身も毒親のせいで人間不信になって、大人になった今でも苦しめられているので、そういう方達の気持ちはよく分かります。

信頼しているお父さんお母さんに嘘をつかれたり裏切られたりしながら成長すれば、どんな子供での傷付きますし、「もう誰も信じられない」と思ってしまうのは仕方のない事ですよね。

ただ、人間不信のまま誰とも信頼関係を築けずに生きていくとなると、家庭を持つ事も出来ず、仕事でもストレスを抱える事が多くなってしまいます。

こちらの記事では、毒親が原因で人間不信になってしまった人はどうやって生きて行けば良いのか、人間不信を上手に克服することは出来るのかについて、詳しく解説しています。

人間不信をどうにかしたい…と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

毒親育ちは人間不信になる?

毒親に育てられ数々の苦労を強いられた子供は、大人になってから人間不信になりやすいと言われています。

私の経験からも、やはり養育環境が大人になってからの性格に大きく影響するのは間違いないと確信しています。

子供の頃から最も身近な存在である親に裏切られ、傷付きながら成長すると、無意識のうちに「誰も信用できない、信用してはいけない」という考えが根付いてしまうもの。

それは「もうこれ以上、毒親に傷つけられたくない」という気持ちから身に付いた処世術のようなものです。

毒親の特徴をまとめてみた

毒親といっても色々なタイプの人がいますよね。子供への負担の重さにも強弱のレベルがあると思います。

私の親の毒親レベルは、5段階で3~4レベルの間くらいでしょうか。

精神的に追いつめられたり金銭的に迷惑をかけられましたが、殴ったり蹴ったりの身体的虐待は無かったので、そこまで深刻な毒親ではなかったと思いますが、それでもすごく傷付いていましたし、いまだにトラウマを抱えてることもあります。

私のように3~4レベルでもこんなにツライのですから、レベル5の毒親に育てられた人は本当に可哀想です。

私自身が思う「毒親の特徴」をまとめたらこんな感じです。

  • 子供の前でもワガママで機嫌がすぐ悪くなる
  • 気分がコロコロ変わって周囲を振り回す
  • 感情に任せて暴言を吐いたり殴ったりする
  • 喘息やアレルギーがある子供の前で煙草を吸う
  • 食事を食べさせなかったり、時間が極端に遅かったりする
  • 夜中まで出掛けたりして子供を寝かせない
  • 子供を家に残して帰ってこない日がある
  • 子供が園や学校に行く為のサポートをしない
  • 子供に「お前のせいで私は…」と被害者のように話す
  • 子供が貰ったお年玉やお小遣いを取り上げる
  • 子供の前で本人の悪口を言う
  • 働きはじめた子供にお金をせびる
  • 性にだらしない姿を子供に見せる

このような特徴のあるお父さんお母さんは、毒親と言われてもやむなしではないでしょうか。

ちなみに、私の親は全て当てはまる正真正銘の毒親でした。

毒親のせいで人間不信になってしまったら…

毒親が原因で人間不信になってしまい、人生の中で誰とも仲良く出来ない。恋人や友達も作れず、向こうから近付いてくれても「いつか裏切られるのではないか」という不信感ばかりが大きくなってしまう。

毒親育ちには、こういう悩みを持っている人が多いです。

私は学生時代や社会に出てからも、周囲から「仲良くしよう」という誘いを受けやすいタイプではありましたが、親しくなればなるほど怖くなり、優しく接してくれる友人に対しても「裏切られて傷付きたくない」と、疑心暗鬼を繰り返していました。

そのような状態だと、どうしても一定のレベル以上に仲良くなれる人はできず、気付けば1人で過ごしている…、という感じが多かったです。

人は絶対に裏の顔がある。信頼した途端に裏切るものだ。

毒親に育てられるうちにそういった思い込みができて、どんどんと気持ちがマイナス志向になり、親切な人まで疑うような心根の貧しい性格になってしまったようです。

毒親が原因の人間不信を克服する方法

毒親育ちで人間不信になり、他人を信用できないまま生きていくとなると、すごく寂しい人生になってしまいます。

ですから、どこかで人間不信を克服することはとても大切です。

毒親が原因の人間不信の克服法は、まず、毒親との関係を清算すること。

私自身も毒親との関係性を見直して、可能な限り距離を取るようにしたことで、精神的にすごくラクになりました。

毒親と親子の縁を切ることは出来る?

毒親育ちの子供で「親子の縁を切りたい」と考えたことがある人はたくさんいるのではないでしょうか。

もう本当に関わりたくない、振り回されたくない、という気持ちから親子の縁を切って他人になりたいと思ってしまうことは当然のことなのです。

でも、実は親子の縁と言うのは簡単には切れなくて、自分の親であると言う事実がある以上は、それを戸籍から削除することは不可能。

ということで公的に親子の縁を切ることは不可能ですが、こちらから離れてなるべく関わらないことで、徐々に疎遠にすることはできます。

毒親から離れる為におすすめの方法

毒親から経済的な援助を強いられている子供だと、いくら自分は離れたいと思っていても、毒親の方が連絡を取って来たり会いに来てしまう人も多いですよね。私もそうでした。

親はお金に困っては頻繁に電話をかけて来たり、夜中でも家に押し掛けて来たり、ひどい時には職場まで尋ねて来ていました。

そういう状態だと、距離をとりたくてもとれないので、自分から遠く離れた所へ行くしかありません。

なぜ親の為に自分が住む場所を変えなくてはいけないのか。と、理不尽に感じる人がほとんどだと思いますが、本気で毒親と離れたいならこれくらいしないと難しいのです。

私の場合は、実家から電車で30分以上かかる場所に引っ越すことで、毒親と距離をとることに成功しました。

親もやはり土地勘の無い場所は不安なようで、気軽にたずねてきたり職場に来ることもなくなったので、私はかなり気持ちがラクになりました。

また、仕事がとても忙しいということにして、なるべく電話やメールにも応じず、それで親が怒ったり拗ねたりしていても無視するようにしたのです。

そういうことを繰り返すうちに、だんだんと親からの連絡も減っていき、迷惑をかけられることもほとんどなくなりました。

毒親からの仕打ちがトラウマになっている

毒親と距離をとることで現在の負担は減らすことが出来ても、過去に受けた仕打ちでのトラウマは簡単には無くなりません。

毒親のトラウマで人間不信になっているのを克服するには、過去のつらい出来事を乗り越えなくてはいけませんよね。これは簡単なことではありませんが、なんとか頑張って克服してみましょう。

毒親育ちのトラウマを克服する方法

トラウマを克服する治療というのは、きちんと専門的な知識のある人が行なわなくては危険だと言われています。

それはなぜかというと、トラウマのある人は普段はそこに蓋をして見えないように隠しているのですが、克服するためには、その蓋を取らなければいけない。

蓋を取るということは、自分の負の感情を解放するということです。

それを素人が思いつきでやってしまうと、蓋だけ開けてトラウマの処理が出来ず、余計に悪化させることになるのです。

なので、自己流のトラウマ克服や、よく分からない自称専門家に治療してもらうのはリスクが高いと考えられています。

一番良いのは、トラウマ治療に知識と実績がある医師のもとで、時間をかけて治療を受けることです。

以前『クローズアップ現代』で特集されていたトラウマ治療では、EMDRという新しいトラウマ治療法を用いて、幼少期からのトラウマを軽減することができていました。

トラウマ治療のEMDRとは?

EMDRはWHOが「最も患者の負担が少ないトラウマ治療法」として推奨しているほど、これまでのように苦しい記憶と向き合わずに治療が出来ることで注目されています。

トラウマとなっている、つらい記憶を心に思い浮かべながら、指の動きや機械の光の動きを追い、目を左右交互に動かします。
脳に左右交互の刺激を与えると、右脳の興奮状態や、左脳の機能低下が和らぎます。
そのため、比較的早く、バランスの取れた状態を取り戻し、トラウマを解消できると考えられています。

『クローズアップ現代』心と体を救うトラウマ治療最前線

毒親育ちのトラウマ治療

子供の頃のトラウマで治療に通っている人の多くは、毒親からの虐待や育児放棄が原因になっています。

子供は親を選ぶことはできませんし、自分の親だと言うだけでどうしても愛情を感じてしまうものです。

でも、大人になってからも苦しまなければいけないほどの毒親なら、情けは捨てて「一生関わらない」くらいの気持ちを持って、思い切って離れて暮らした方がラクになるかも知れません。

そして過去の毒親の呪縛を断ち切って人間不信を克服するためにも、適切な医療機関でトラウマ治療することも良いのではないでしょうか。

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